ゼクシィBaby みんなの体験記


産前うつに悩み、精神的に不安定な日々が。私はこんなふうに乗りきりました!

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第三子妊娠発覚後、家族や友人、そして自分自身ですら身体的にも精神的にも「3人目だから余裕だよね!」と思っていました。

この油断がいけなかった!

まず上2人との悪阻の症状の違いに苦しみました。前回までに学んだ対処法が全く効かないのです。気持ち悪さに耐えかねて、子供達の食事を納豆ご飯のみ、パンのみなどにしてしまうことも。DVDやテレビを見せ続け、しまいには預けた事のない携帯すら持たせていました。

体調が少し良くなってくると、今度は今までしていた育児の手抜きを自分自身で責めるように。でも今思えば仕方がなかったし、苦しいと子供たちに訴える事で成長を感じたこともありました。

なのに、あの頃は自分が心から悪い母親なような気がして全てに絶望していました。

 

悪阻から回復後、それまでを取り戻すかのように家事育児を頑張りました。誰からみても完璧な妊婦母になれるように。体調もよく、完璧な妊婦母を演出するのもある意味楽しんでいました。

しかし、その後切迫早産になってしまいました。完全に自分の身体に対してキャパオーバーだったのです。また何も出来なくなってしまいました。自宅安静でしたが、動けない自分の身体が情けなくて恥ずかしくて、主人以外に相談もできませんでした。

毎日毎日ネガティブな事ばかり考えていました。妊娠した事すら嫌になり、自分の価値は微塵もないと消えてしまいたいとすら思っていました。そして、その気持ちは上2人の子供たちに対しても悪い影響を与えていきました。

このままではいけない!1人じゃできない!誰かに助けてもらおう!

そう考え、長男を休日の預かり保育にお願いすることに。そこで追い討ちをかけられてしまいます。

「上の子だけ預けて可哀想に思わないんですか?」

園長から言われた言葉です。

そんなの1番自分がわかっている。出来る事ならずっと自分でみていたい。育児をサボりたいから預かってほしいと言ったわけじゃない。助けてほしかっただけなのに…。

今なら言い返すこともできるでしょう。

でもあの頃はできなかった。悔しくて悲しくて、母親失格と他人からはっきり言われたんだと毎晩泣いていました。

そしてまた、消えてしまいたい…妊娠しなければ…と考えるように。食事も喉を通らず痩せてしまい、眠れない日々が続きました。

母親失格の自分を知られたくなくて、やはり主人以外には相談できない日々。でも主人は男だから!この気持ちを真に理解はできない!と決めつけイライラすることも。

>関連記事:3人目ゆえに妊娠生活に慣れすぎてしまっていた。無関心に見える夫と話し合った結果… 

どうにもできない精神的に不安定な日々が続いていた頃、登録していた妊娠アプリで「産前うつ」という言葉を知ります。自分自身の力だけでは這い上がれないこの現状は、まさにこれだ!と一気に調べました。

妊婦健診時に産婦人科で相談し、精神科を紹介してもらいました。また、市で行なっている保健師さん、助産師さんの相談窓口に電話しました。

いい意味で他人だからこそ、全てを話す事ができました。恥ずかしい気持ちもなくなり、このどうしようもない絶望感や自分を否定する感情は病気だからだと理由を見つける事ができました。

産後うつ」は知っていましたが「産前うつ」なるものがある事を今回初めて知りました。もっと早く知りたかった…。

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私の場合、冒頭で書いた「3人目の余裕」に非常に苦しめられました。

こんなはずじゃない!と何度思ったことか。でも妊娠は毎回!絶対に!違うものなんですよね。

妊娠中はいつも幸せな気持ちで満たされているわけではありません。完璧に見える有名人だって、楽しそうに笑うマタ友だって、きっと傷ついたり落ち込んだりしています。10ヶ月は長いです。とても長いです。だから悩んでもいいんです。大丈夫です。そんな時助けてくれる人や場所が必ずあります。必ず。

今現在、同様の気持ちを抱えている方々が少しでも穏やかな心を取り戻せますように。

赤ちゃんは本当に本当に可愛いです。

著者:たこやき

三児の母です。自分自身が一人っ子な為、兄弟という特別な関係に毎日驚かされる日々です。

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