ゼクシィBaby みんなの体験記


こんなに痛いなんて!赤ちゃんっておっぱい上手に吸えるんじゃないの!?何も知らずに始まった母乳育児に悪戦苦闘

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第一子となる娘を出産しました。

私はそれまで母乳育児について何も考えていませんでした。母乳が出なかったらどうしよう…などという不安もちっともありませんでした。

なぜなら『母乳育児でなくても丈夫に育つし、その時はミルクで育てよう!!!』と気軽に考えていたからです。

私自身は『完全ミルク育ち』です。母は私を緊急帝王切開で出産したのですが、その手術中に使用した薬の関係上、母乳をあげることができなくなり、私は完全ミルク育ちとなったのです。つまりミルク育児を否定するということは、私自身を否定することにもなります。

 

そして出産。

予定日よりも一ヶ月早く陣痛が始まってしまい、緊急帝王切開による出産になりました。けれど2122グラムという小ぶりながら元気な赤ちゃんを出産しました。

翌日から母乳指導が始まります。はじめは、恥じらいからか助産師さんに胸を見せるのも躊躇いがあります(笑)。そんなものすぐに吹き飛びますが…

「ちょっと痛いかもね~」

そう言いながら、助産師さんが乳首を思い切り摘まみます(つねる?と言っても差支えないかと思います)。

人生でこんなに乳首を摘ままれたのは初めて。あまりの鋭い痛みに「痛い!」と声を上げてしまいます。10分ほど、痛みに耐えたおかげで初乳が出始めました。すぐに娘の口に含ませますが…

うちの娘、おっぱいが上手に吸えない赤ちゃんでした。体の抱き方を変え、向きを変え、口を開けさせ…どんなに手を変え、品を変えようとも吸うことができません。

体が小さいから今は吸えなくても大丈夫よ~と助産師さんに励まされるも、なかなかショックを受けます。あんなに無関心だった母乳育児でしたが、いざ我が子を目の前にすると、母乳をあげたいという気持ちが沸々とわき出たのです。

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それから、悪戦苦闘のはじまりでした。

私の乳首は陥没気味ということもあり、授乳前にマッサージをするのですが…それがまた痛い。ようやく乳首が吸いやすいようになったと思い、娘の口に含ませても上手に吸えない(ある時は、娘がおっぱいを吸った感覚があったので喜んでベビースケールに乗せたところ体重が1グラムしか増えていないということもありました)。

結局、直接授乳ができないので搾乳機で母乳を絞り、それをあげるという方法になりました。この方法だと、とにかく時間がかかります。

娘が泣く→搾乳機の組み立て→搾乳(20分)→授乳(20分)→搾乳機の洗浄・消毒。そうなると一回の授乳に1時間程度かかり、産後の体にはなかなかの苦行です。

それでも娘に直接授乳することができず、退院となりました。「とにかく練習すること。そうすれば直接吸えるようになるから!」そう助産師さんに励まされましたが、不安でいっぱいです。

さて、母乳の量は十分に出るようになったのですが、今度は別の悩みが生まれました。胸に大きなしこりが何個もできており、ベッドで寝ていてもあまりの痛みに、体の向きを変えることができませんでした(体の向きを変えると胸が動いて、下の方になる胸が痛くなる)。

それまで、5分しか搾乳しちゃだめよ、と助産師さんに教わっていたので、その通りに搾乳していたのですが…おかしい。これは異常じゃないのか。世のママたちはこんな痛みに四六時中耐えている訳がない。それに、授乳後は胸が柔らかくなると言っていたはず!!

そして、勇気を出して搾乳する時に胸のしこりの部分を手で強くおしながら搾乳しました。すると…あの石のようにゴリゴリしたしこりが取れました。そしてあんなに痛かった胸の痛みが無くなったのです。この段階にきて、ようやく母乳育児のいろはについて勉強するようになりました。どうやら私は、乳腺炎の一歩手前まできていたようでした。

 

出産から2か月後、初めて直接母乳だけで授乳することができたのです。この日まで、毎回歯を食いしばって授乳に耐え、乳首が切れることも何度もありました。陥没気味だった乳首も柔らかくなり、今では痛みもなく直母できるようになりました。

しかし、今でもミルクを上げています。ミルクをあげると腹持ちが良いので夜寝る前に上げることで自分の睡眠時間を確保できるからです。必ずしも母乳にこだわらず、ミルクと上手に併用できると良いな、と思います。

直母にするまで、たくさんの痛みに耐える必要があります。そのことを予め心づもりしておくために、出産前に勉強しておくことが必要だったなと思います。

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著者:メル福

今年の2月に第一子の娘を出産しました。子どもの成長スピードに驚く毎日です。

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