出産前、周りからは「赤ちゃんが生まれると夜眠れないから、今のうちにたくさん寝ておいた方がいいよ」とよく言われていました。
実際出産してみるとまさにその通り。
新生児は2~3時間置きの授乳が必要だったので、言われていた通り常に寝不足の状態となり、とても辛い思いをしました。
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それでも病院にいる間は、夜は助産師さんが赤ちゃんを見ていてくれて、多少休むこともできましたが、退院してからは夜も起きて私が授乳しなければなりません。
ほぼ母乳であったことと、仕事で疲れている夫に夜間にミルクをあげることをお願いするのも忍びないので、夜の授乳が落ち着く1歳頃まで夜ぐっすり眠れることはありませんでした。
それでもなんとかやってこられたのは、多少家事を後回しにしても、赤ちゃんがお昼寝をしている時間に一緒にお昼寝をしていたからかもしれません。
一人目を出産した頃こんなことがありました。授乳をするたびに、眠くなるのです。夜眠れていないにしても、なぜこんなにも眠たくなるのだろうと不思議に思い調べてみたところ、授乳すると出るプロラクチンというホルモンにより、母親も眠たくなることがあるのだそうです。
このことを知ってから、授乳しながら寝てしまったときも、ホルモンのせいだと思うことで、少しだけ罪悪感が薄くなりました。
また、妊娠後期頃から、授乳によるこまぎれ睡眠にも耐えられるように、母親の体は睡眠をサポートするメラトニンというホルモンの量が変化したりしているとも知りました。このホルモンたちのおかげで、こまぎれ睡眠でも今までやってこれたのだろうなと思います。
いくら睡眠不足に耐性がついたのかもといっても、「なんとか耐えられる」ぐらいのレベルです。
睡眠不足だとイライラしてしまったり、体にも精神的にもよくありません。夫が休日の日は少しでも寝る時間を増やしたり、赤ちゃんがお昼寝しているときには、自分も少しでも眠ったりとなるべく睡眠不足を解消するのが大事だと思います。
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少しぐらい家事を疎かにしたっていいから、自分の体調を優先したほうがよいのではないかと思っています。