ゼクシィBaby みんなの体験記


血栓症発覚からの2度目の帝王切開まで

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妊娠27週

膝の裏に痛みと浮腫があって歩けなくなる程になってしまいました。

よくある静脈瘤かなぁ...くらいに思っていたら...、

「深部静脈血栓症」の診断。

 

大学病院を紹介されて詳しく調べてもらったところ、足の付け根からふくらはぎにかけて、血栓がビッシリ詰まっていると...。

 

妊娠中は出産時の大量出血を防ぐために、血液が固まりやすくなるそうで、それが私の場合過剰になったようです。更に、血栓が何かのはずみで肺に飛んだら、肺塞栓で突然死もあり得るとの事でそのまま入院する事に。

突然のことで、頭と心の整理がつかないまま、抗凝固薬のを24時間点滴しての血栓を溶かす治療が開始されました。

 

産科の医師からは出産まで管理入院とのお達しでしたが、循環器科の先生が、上の子やお家のこともあるので、と最短2週間の点滴治療の後、薬を自己注射できれば退院できるようにしましょうと調整してくださいました。

 

その間、上の子息子は主人や母が保育園の送り迎えをしてくれて、急な事ながら泣かずに頑張ってくれました!

 

退院してからは、皮下注射を朝晩1回ずつやる事に。皮下注射という事で、太腿にブスっとやるのですが、地味に痛い。

しかも打ったあとは内出血し、しこりや痒みが出て、次第に打つ場所がなくなって最終的には痛みも少ないお腹やお尻に打っていました。

 

そしていよいよ出産です。

上の子が帝王切開のため、今回も帝王切開に。

 

手術にあたって、抗凝固薬を使用していると血が止まらない事が考えられるため、一旦薬を止める事。

また、帝王切開のため、血栓のリスクが倍増するのと、薬を止めている間に血栓が悪化し肺や心臓に飛ばないように、一時的に下大動脈内ににフィルターを入れる処置をする事になりました。

 

手術の2日前から入院。

フィルターを首の静脈から管を入れて設置するのですが、血管に管を入れる時の痛さと、首に管が刺さっているのでそのあまりのビジュアルにちょっとショックをうけ、大丈夫かな?と不安になりました。

 

いよいよ手術の日。

バースプランで好きなアロマを選べるとのことで、バラの香りをチョイスしましたが、術中に空調の冷たい風が顔面直撃!

風邪気味なのもあり、鼻がすっかり詰まって香りどころではなく口呼吸で精一杯でした(笑)。

 

幸いベビーもすぐに泣き声をあげてくれて、無事手術を終えました。2度目の帝王切開は後陣痛が倍増と聞いていて覚悟はしていましたが、想像以上..。手術翌日にはその痛みの中CTの撮影。ベッド→車椅子→CTの移動が辛すぎて泣きました。

 

更にCTの結果、骨盤付近の静脈内に血栓は未だにあるものの問題ないレベルとの事でフィルターも除去する事になりました。

 

病室のベッドでささっと...のはずが、フィルターが引っかかって抜けない.。簡単に言うと折りたたみ式のフィルターで、ワイヤーで操作すると開いたフィルターが閉じる仕組み..のはずが閉じない。急遽、レントゲン室にベッドごと移動されて行ったので同室の人はさぞビックリしたでしょう..。

なんとか無事に抜けましたが、激痛でした。

先生は「ヒヤッとしましたね」と言っていましたが、こちらはゾッとしました.。

 

翌日からは更に、謎の肋骨付近の痛みが発生。先生によると傷の痛みをかばって負担がかかり、痛みが出たのではないか?との事ですが詳しくはわからずでした。

 

胸も張ってきたので助産師さんにマッサージと搾乳をしてもらいながら後陣痛倍増でまた涙。もうあちこち痛すぎてどこが痛いかわからない状態で本当に辛い毎日で、なんでこんな目にあうのかと憤りさえ覚えるほどでした。

 

痛み止めの飲み薬と座薬など出してもらいましたが、結局退院まで毎日泣いて過ごしました。

 

そんな辛い入院生活の中、面会に来てくれた主人と息子。息子は赤ちゃんを一目見て「かわいい!大好き!」と満面の笑み。頑張って産んでよかったとようやく思える余裕ができたのでした。

 

退院して1週間の今、まだ謎の肋骨付近の痛みは残っていますがだいぶ回復。2度目の育児は上の子の時よりも余裕を持ってやれている気がしています。

 

血栓症合併の体験記やブログは数件あるようですが、中でも帝王切開となると情報があまりなく、不安いっぱいのお産となりましたが、母子ともに(母はボロボロですが)無事やり遂げてホッとしています。

同じような血栓症の妊婦さんに参考になればいいなと思います。

 

著者:moyaco

38歳、2児の母です。2度目の帝王切開で体の衰えを実感中...。

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