赤すぐみんなの体験記


裁いても裁いても改善されない兄妹喧嘩。必要なことは、ジャッジよりもチェンジ by うだひろえ

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うちの2歳差兄妹、6歳と4歳になるくらいから、しょっちゅう兄妹喧嘩するようになりました。

 「これはオレがあそんでるからダメ!!」
「にいにのバカ!!」
「ママ~、ニコちゃんがバカっていった!」
「だって、にいにがダメっていった!!」
なんてギャーギャーやり合います。

げんなりしながら間に入り、どうしてこうなったのか、原因となった「悪いこと」はなんなのか聞き出して、「ダメじゃなくて、あとでね、って答えてあげて」「どんなに嫌でも、バカって言っちゃダメ」なんて仲裁して。

子どもたちは「だってニコちゃんが」「だってにいにが」と不服そう。
最終的には、「もういいもんね」とつーんとして離れて。

それが、しばらくするとまた一緒に遊んで、ケタケタ笑ってたりして。

なんだ、なかよしじゃん、なんてホッとしたのもつかの間、数分後にはまたギャーギャーもめて、また私が仲裁して……。

「もうやめてくれ~!」と叫んでしまうこともしばしばでした。

 

喧嘩するなら、一緒に遊ばなければいいのに、なんて思ったりしますけど。

コロッと変わって、仲良く遊ぶ姿を見ると、隔離するのが正解だとは思えないんですよね。

 

どうしたらいいんだろう、と考えて、状況を整理してみました。

兄妹喧嘩、それ自体は別にいい。コミュニケーションの一つだし、仲直りの仕方を模索できれば。

じゃあ、問題は……?

 

うちの子たち、相手に嫌なことされると、怒りを爆発させて、「相手が悪い」ことをアピールします。

それを聞いた相手は、聞き入れるわけもなく、かぶせるように怒り出すので……わかってくれる人=私に、伝えます。

そこで私がしていることは……ジャッジ。悪いことか、そうじゃないか。

悪いことなら、相手に謝らせる、正しいやり方を教える。本人にも原因があるなら、それを改善するよう伝える。

 

ーーーもしかして、これが問題なのかも。

 

以前、子どもとの会話は、「傾聴、承認、I()メッセージ」がコツだと気付きました。

 

 子どもたちが私に伝えたいのは、「相手が悪い」ということ……言い換えると、【自分が怒ってる理由】です。

それを、しっかり聞いて(傾聴)、気持ちを認めて(承認)、そして……私の希望を、伝えてみたら。

 

兄と喧嘩して、私に駆け寄ってくる娘。

「にいにに、ダメっていわれた!」
「うん、そっか、それは嫌だったね」
「うん!!

娘は、意外なほど、これだけで、満足そうな顔をしてくれました。

告げ口された息子も、私に裁かれたわけではなく。
「ダメと言われると嫌な気持ちになる」という、【相手の気持ち】に直面する形になって。

もしかして、それがわかるのって、この時期の兄妹喧嘩の、最大の効果なのでは?なんて思ったりしました。

 

次に、私の気持ち、希望は……

【コロッと変わって、仲良く遊んでほしい】

そのために、できること。

 

「気分転換に、テレビでも見よっか!」

私が提案すると、二人ともこくんと頷き、仲良くソファに並んで座って、テレビを見始めました。

 

ジャッジする必要、なかったんだな、と思います。

それよりも、「チェンジ」……本人たちの気が済んで、コロッと変わるようにできれば。

あとは勝手に仲直りしてくれるのかな、って思うようになりました。

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著者:うだひろえ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:小1、年中

マンガ家/イラストレーター。愛知県生まれ。2008年『夢追い夫婦』(KADOKAWA)でコミックエッセイデビュー。『誰も教えてくれないお金の話』(サンクチュアリ出版/監修:泉正人)が30万部を超えるベストセラーに。年長男児&年少女児の子育てに奔走する生活を、ツイッターやブログで垂れ流し中。

website:http://umeyon.net
最新刊:「家事も、育児も、お金も、紙に書くだけでお悩みスッキリ!とにかく書き出し解決術!」(KADOKAWA)

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