赤すぐみんなの体験記


やっぱりマタハラはなくならない?妥協するしかなかった…

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わたしは現在妊娠8ヶ月の妊婦です。本来、喜ばしい妊娠ですが、いい事ばかりではないという経験をお話します。

現在は産休前の時期ですが、妊娠初期から自宅待機を命じられ欠勤している状態です。もちろん欠勤しているので無給となり、厚生年金などを毎月会社に振込みながら納めています。

なぜ自宅待機を命じられてしまったのか、理由があります。

わたしは全国転勤ありの営業会社に女性営業として新卒採用で入社しました。わたしの他に女性で営業担当者はいません。全員歳上男性です。

仕事内容としては、朝から晩まで、休憩もままならない環境で激務。勤務地は定期的に変わり、単身で3~5ヶ月単位で北海道から九州まで地方転勤。現場を受け持つからには、営業利益を得られるように努力しなければなりません。当然、身体的精神的なストレスも大きいです。そんな仕事内容を、妊娠発覚後つわりが出てきた中で続けていく自信や体力がありませんでした。

 

すぐさま上司に転勤先から連絡し相談、吐き悪阻で立っているだけで耳鳴りやめまいも起きた為に仕事自体が不可能になりました。結局、迷惑をかけましたがその当時の現場は代わりの上司が代打してくれることになり本社へ戻りました。

その後をどうするかを相談する事になりましたが、明らかに上司の対応が冷たくなったのです。当然、迷惑をかけているのは重々承知であり、社長や役員にも何度も頭を下げ協力への感謝を伝えました。

しかし、現実はとても厳しく、ホルモンバランスも妊娠により不安定な上、さらにストレスから夜も眠れない日々になりました。

家から会社までは1時間半の道程です。何度も電車を途中で降りながらやっとの思いで出勤しても、元々現場受け持ちのわたしにはこなす仕事や居場所もなく、来客用の椅子で1日待機するだけの日もありました。

やることも無いのに出勤するのはいかがなものかと、行ける範囲の現場の手伝いだけでもやらせてもらえるようにお願いし、そうなりましたが不安定な体調によって大丈夫なときとそうでない時の波があり早退やお休みをすることもしばしばありました。

結局、病院に悪阻がひどく出勤が出来ないことがあると相談すると診断書と母子手帳に記入できる書類を書いてくれ、時短勤務など仕事内容の緩和や随時休憩をとる措置を伝えてくれました。しかし、会社側は産休育休は取得可能だが、部署の配置転換は義務ではないのでしない。お腹の張りやトイレに行くなど休憩を何度も取るのはサボリであると判断すると言われました。

「今、現場の手伝いも普通に出来ないとなると、あなたが居る意味もないんだよね。だから、家でゆっくり休んでればいいじゃない」と。

そういえば、妊娠報告した際も、おめでとうという言葉はもちろんなく、え、なにそれ?困るなあというような言葉ばかりでした。妊娠への理解はもちろんなく、妊婦への気遣いもありませんでした。(気遣われて当然と思ってる訳ではないですよ)

それから、本当に嫌な気持ちのまま、会社には出勤できず欠勤の無給です。

また、上司からは必要書類の記入があっても会社までの交通費も出さないから、わたしの印鑑を事務に預けておいてくれたら、産休育休の手続きはしとくから、と言われ何故?と質問する気力も無くなりその通りにしました。

労基に相談してやりたいと心の底から思いましたが、旦那の勤め先も同じ会社なので波風立てないようにしようという事で何もアクションは起こしてません。

安定期に入り、マタハラについて調べてみたら、不当な自宅待機命令は違法とハッキリ書いてあり、なおかつ一般的に言われてるボーナスも支払われませんでした。通常とは異なり営業なので、自身の成績から計算される手当てになるのでこれも不当となるそうです。

このまま、産休に入り育休も取得させてもらいますが、運良く保育園に子供を入園させる事ができても、時短勤務が出来ないようなのでこの会社は辞めざるを得ないと思います。何よりも、一生懸命働いてきたつもりなのに裏切られたような気持ちのまま快く働ける気がしません。営業成績も入社3年目で1番になり、会社から必要とされてると思っていたからです。ただの勘違いでしたが…(笑)

新卒で就職した当初、女性にとって働きやすい環境であるという説明を受け、自治体から認定までもらってると豪語していた会社だけに残念でした。

仕事内容が厳しいので、ある程度は覚悟はしてましたがこのような状態になるとは思いませんでした。

上司は旦那によくわたしの退職金の話をしてたそうで、辞めてくれたらありがたいというニュアンスの話を間接的にしてたようです。直接わたしに言うことができない内容を旦那に言うなんて姑息な感じも凄くいやらしいと思いましたが、すべて、そんな会社に就職してしまった自分の責任と割り切りました。

まだこの戦いは終わりませんが、今は元気な赤ちゃんを産むことだけ考えてます。

これから、男女雇用均等法がどうなるかわかりませんが、安心して快く赤ちゃんを産み育てることの出来る世の中になるよう、根本的な解決を願ってます。

著者:JWLIN

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