赤すぐみんなの体験記


夫婦で戌の日のお参りへ。夫が隠すように吊るした絵馬に書いてあったのは…

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妊娠をして最初の一大イベントは「戌の日」でした。言葉は聞いたことがあるものの、いったいどんな日なのか知りません。そこで妊婦さん向けの雑誌を購入しました。
戌の日とは、妊娠5カ月目の戌の日に安産祈願をする行事のこと。日本ならではのものであることを知りました。お産が軽い犬にあやかって戌の日と称されているようです。年単位で干支があるように、日単位でも干支があることも初めて知りました。
 
戌の日の由来が分かったところで、行事の内容を調べてみると…。腹帯を巻いて神社へ出向き、初穂料を納めて祈祷を受けるとあります。
 
初穂料は神社によりますが、相場5千円~1万円程度とのこと。なかなかの大金です。ただでさえ出費がかさむ時期だったので、祈祷を受けようか迷いました。
両親に相談をしたところ、「お参りするだけでも構わないのでは?」と意外な返答。儀式を重んじる家庭もあれば、そうでない家庭もあると思います。人それぞれだと思い、私は儀式にとらわれず、お参りだけにしようと決めたのでした。
 
体調がよく天気のよい戌の日を選び、夫婦だけで神社へ向かいました。初めて着用する腹巻が心地よく、お腹のなかの赤ちゃんも「気持ちがいいよ」と言ってくれているようです。
平日の昼間に出かけた神社は参拝客が少なく、ゆったりした気持ちでお参りをすることができよかったです。ふだんと同じように二拝二拍手一拝をしてお参りをすませました。
 
祈願をしている隣で夫が何やらテーブルの上でペンを走らせています。なにをしているのか覗き込むと私に見られないように絵馬を書いていました。絵馬なんで受験生のときに書いたくらいで久々です。当時を懐かしく思いながら私も絵馬を書くことにしました。願いはただひとつ!「母子ともに元気に出産の日を迎えられますように」です。これに尽きます。
 
夫は私に見られまいと絵馬を上の方につるしていました。隠されると余計に気になります。なにも隠さなくていいのに!と夫に言いましたが、完全に無視されました。誰にも知られたくない願いごとがあるのかな。そう思い見るのを断念して、その場を去りました。
 
数日後やはり夫の絵馬が気になります。私は夫に内緒でひとりで神社へ行きました。一番上につるしている夫の絵馬は足を伸ばしても見づらい。そこでスマホを上にかざし撮影してみました。
 
ドキドキしながら写真を見ると「永遠に愛のある家族でいられますように」と書かれた絵馬が目に入りました。まさかこんな願い事を書いたなんて…。言葉数の少ない夫からは想像がつかないことです。夫の愛を感じ涙があふれてきました。
 
きちんと祈祷を受けなかったけれど、わが家らしい最高の戌の日になったと感じています。今でも夫が書いた絵馬の写真は大切に残っています。もちろん見に行ったことは夫に秘密のまま。神様、願いごとが叶いますように。

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著者:ヤングマン
年齢:37歳
子どもの年齢:3歳、6歳

3歳の娘が幼稚園に入園し、ようやく一息つけるようになりました。自分の時間が持てる幸せを噛みしめている今日この頃です。心に余裕が持てると、育児や家事が効率よく回せる気がします。週末は家族そろって外遊びに夢中です。アラフォーママですが、子どもの元気についていけるよう日々奮闘中です。

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