赤すぐみんなの体験記


予定日を過ぎても来ない生理。いつもなら気にしないのに…感じる謎の「予感」

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その当時、私は33歳。結婚して2年が過ぎた頃でした。

夫は10歳年上で、「定年する前に子どもが成人してくれるといいなあ」なんて冗談交じりによく話していました。

お互いに、子ども欲しいなあ、と思っていましたが、自然に任せて、もう少ししても授からないようなら一度ちゃんと考えようか、と比較的のんびり構えていました。

 

私も自身の体調について特別注意を払ってはおらず、生理予定日を気にしていたのも、下着や服を汚してしまったら恥ずかしいから前もって構えておきたい、という独身時代とさほど変わらない理由からでした。

 

その年の秋、サッカーの日本代表戦を観に、遠い北陸まで夫と旅行をしました。

 

お互い仕事が忙しく、休みもなかなか合わせられない中、久しぶりの遠出でした。

夫に内緒で買った新しいミニのワンピースと、ヒールの高いブーツを履いて、初めての北陸の旅を満喫しました。

旅行の少し前に生理が予定通り終わっていたので、新しい服をおろすのにも抵抗がなかったし、荷物も少ない身軽な旅でした。

そして翌月。生理予定日が近くなり、そろそろ準備しなければ、と思っていたのですが、予定の日になっても生理が来ません。

今までも3日くらいずれた月もあったし…。

いつもならさほど疑問にも思わないところでした。

 

けれど、その時はなぜか、胸騒ぎがしたのです。

うまく表現できないけれど、「予感」がありました。

 

早合点して夫にがっかりさせては申し訳ないと思い、いつも通りに家を出て、職場に向かう途中にある薬局に立ち寄り、生まれて初めて妊娠検査薬を購入しました。

ドラマチックじゃないけれど、職場のトイレで簡易検査をした結果。

 

妊娠反応、陽性。

 

「本当に!?」という気持ちと、「やっぱり!」という思いが混ざり合い、その日はふわふわした頭のまま仕事をしました。

 

帰宅後、夫に報告。

「あの、妊娠した…みたいです。」

一瞬夫は固まり、びっくりしていましたが、口を出た言葉は意外なものでした。

 

「やっぱそっかー!!そうだと思ってたー!」

 

え?え?と今度は私が驚いてしまいました。

「いや、最近食事も食べ辛そうだったし、眠気も強いみたいだったからさー、もしかしたら妊娠したんじゃないかと思ってたんだよー。」

 

私自身気づかなかった私の体調の変化。

夫は気づいていました。

気づいていながら、「もし違っていたら傷つけてしまうんじゃないか?」と思い、ぐっと我慢して黙っていてくれたようです。

 

その後産婦人科に何度か通い、妊娠8週になった3回目の診察でようやく正式に妊娠が確定しました。

 

あの日、いつもなら気に留めるようなことでもない生理予定日のズレを、なぜいつもと違うと感じたのか、理由ははっきりわかりません。今でも不思議で、謎のままです。

 

妊娠がわかってからは、通勤に履いていたピンヒールの靴は封印。北陸旅行で履いたブーツも、あの時が最初で最後の出番となってしまいました。

 

子どもが生まれてからは、安定した抱っこができるようにと、底がぺたんこの靴ばかり履いていましたが、だんだん抱っこを必要としないくらい歩けるようになりました。

いずれまた、思い出のブーツの出番がやってくるのかな、と思う今日この頃です。

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著者:藤木 つばさ
年齢:35歳
子どもの年齢:1歳4ヶ月

一児の母。夫とポメと、のんびり楽しく暮らしています。

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