赤すぐみんなの体験記


微弱陣痛でなかなか進まないお産。ついに羊水の数値が悪くなってしまい…

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妊娠中、陣痛は始めから強い場合とても大変ですが安産になりやすく、逆に弱い陣痛の場合はなかなか産まれにくい難産になると耳にしていました。

陣痛が来るのはとても怖いですし不安ですが、難産は避けたいと思っていた私は、臨月に入り「積極的に動くように」と言われてから、散歩や床の雑巾がけなどいつも以上に動いていました。

「自分は絶対、安産で元気な赤ちゃんを産むんだ」と信じ行動していたにもかかわらず、この後まさか微弱陣痛に悩まされる事になるとは思いもよりませんでした。

 

出産予定日も近くなったある日、私のお産は破水から始まりました。高位破水という卵膜の上のほうが避ける破水で、陣痛がつき辛いものでした。

とはいえ、破水している部分から羊水は漏れてしまうので、感染症の疑いもあり、時間との勝負ともなります。

 

早速入院し、有効な陣痛が起きる処置が始まりました。

いきなり強い促進剤は使えないので、まずは錠剤の促進剤を使います。生理痛のような鈍いお腹の痛みが起こりましたが、「こんな痛みじゃ分娩は出来ないだろう」と素人の私でも分かりました。

 

弱い陣痛が起きている中、病院内をゆっくり散歩したり、おっぱいマッサージをしたりして、お産に有効な陣痛が来るように自分でも努力しました。

夜間になると個室でひとり待機しているのですが、その時間がとても不安で心細かったことを覚えています。

陣痛が来たら、痛みのある時間と間隔を計りました。しかし、陣痛が遠のいてしまうと一層不安になり、定期的に回ってきてくれる助産師さんとの会話が唯一の慰めでした。

 

錠剤の促進剤では有効な陣痛が来なかったため、翌日からは点滴となりました。

それまでの錠剤とは違い、「これが陣痛だ!」というような痛みがどんどん強くなっていきます。

しかし、子宮口は硬いまま、全く開くことなく点滴の促進剤が使える時間が終わってしまいました。

 

点滴をやめると、今まで起こっていた陣痛はうそのようになくなってしまいました。

この点滴の促進剤は薬剤を変更し次の日も行われましたが、前日同様、点滴の使える時間が終わってしまうと、陣痛も来なくなってしまうのです。

明らかに薬で起こしている陣痛なのだと痛感し、私も付き添ってくれている夫も疲れ果てていました。

 

そして、ついに羊水の数値が悪くなってしまい、帝王切開することになってしまいました。

正直とても辛かったです。今まで辛い促進剤に耐えてきたのにという無念な気持ちで、手術台に向かいました。

すると、麻酔をする準備をしている時に、それまでの微弱陣痛とも、薬で起こしている陣痛とも違う、強い陣痛が来たのです。

薬で起こしている陣痛とは違い、体にリズムに添ったまさに生まれてこようという意思が伝わるような陣痛でした。とはいえ、時すでに遅し。私は帝王切開で子供を出産しました。

 

微弱陣痛の理由として、赤ちゃんの顎が上がっていて骨盤になかなか頭が入らなかったということでした。

思うような出産にならず、そのことで自分を責める時もありましたが、すくすく成長している我が子を見ると、あの経験も無駄ではなかったと思えるようになりました。

自分はできるだけのことはしたと今では思っています。

 

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著者:きりたん
年齢:43歳
子どもの年齢:8歳・2歳10ヶ月

体力低下が否めないアラフォー母さん。子供の成長が生きがい。

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