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赤すぐみんなの体験記


あれ、おねしょ? 体を起こしたらドバドバと…流れ続ける羊水に慌てながら病院へ

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私が破水したのは37週と5日目のことです。

3日前に検診があり、少し子宮口が開いているねと言われていたのですが、出産はもう少し先だろうと悠長にしていました。

 

しかし、その考えはかなり甘かったようでした。

その日はなんだか朝方まで眠れなくて、6時に夫を起こした後、急激にやってきた睡魔。

下腹部が重い感じがして、トイレに行っておこうと思ったのですが、眠気には勝てず、そのままウトウト…。

夫のお弁当を作るためにセットしてあった携帯のアラームが鳴り響いて、はっと目を覚ますと、何故だか布団はべちゃべちゃに濡れていました。

今考えると破水だとすぐにわかると思うのですが、その時は「あれ?私おねしょしたのかな?」としか思わず。

とりあえず着替えをしなきゃと、起き上がろうと体の向きを変えた瞬間、下半身からドバドバと大量に生暖かいものが流れる感触がありました。

触ってみると、うっすらと赤い感じのさらっとした水が手についていました。

「これ、破水だ」

そう思った瞬間、扉の向こうにいる夫のところまで這って行き、寝不足のせいか妙なテンションで、

「あのうー、私、破水しちゃったんだよねー」

と告げると、扉の向こうから血相を変えた夫が出てきて、

「早く病院に電話しなよ!!」

と怒られてしまいました。

 

まだ時間外だったため、救急センターに電話し破水したことを報告すると、すぐに病院に来るように言われました。

この時点ではまだ陣痛がなかったので、とりあえずトイレで夜用のナプキンを2枚当てた後、持っていく荷物の最終チェックをしていた私。

その間に、夫は床のあちこちに水溜りになっていた私の羊水を拭いていました。

 

立ち会い出産希望だったため、夫の運転する車で病院に向うことにしたのですが、こんな時でもお腹がすく私。

途中で病院の隣にあるコンビニに寄ってもらい、おにぎりを買いました。

立っている時は羊水はそこまで出ておらず、ちょろちょろと流れる感覚がわかる程度でしたが、車に戻り座ってると、また大量に羊水が流れ出るのがわかりました。

 

おにぎりの入ったコンビニの袋を握りしめて、救急外来の受付へ。

さっき電話をしたものですと、説明を始めた途端、お腹が締め付けられるような痛みが…。

とても立っていられず、座り込むと看護師さんが慌てて車椅子を持ってきてくれました。

座った途端また大量に流れ出る羊水。

夜用のナプキン2枚では到底吸いきれず、着ていたワンピースはもうぐっしょり濡れていました。

「内診するから、下着を脱いで台に上がって」と言われたのですが、ワンピースも下着も羊水まみれだったため、この時点で出産用の服と産褥ショーツに着替えました。

 

朝の破水から病院に着くまで、かなりの量が出た気がしましたが、破水スタートから1時間経っても、まだ止まることなく流れ出てくる羊水。

そのまま陣痛室に入ったのですが、陣痛が来るたびにお腹に力が入り羊水が出てくるので、お腹の中の子は大丈夫なのだろうかとヒヤヒヤしました。

 

「この調子だときっとお昼すぎには生まれるね」という助産師さんの言葉に反して、なかなか開ききらない子宮口。

破水しているため子宮口が開くように体を動かすことができないので、陣痛に合わせて子宮口を無理やり指で開けてもらうのがとっても痛かったです。

 

その後、胎児の心拍が落ちてきたので慌てて分娩室へ。

分娩室では緊急アラームが鳴り続け、私の意識が朦朧とした為に酸素マスクで酸素を入れられ、助産師3人、産科医1人の4人がかりでの分娩に。

結果的に、残っている羊水が少なかったせいもあったのか、なかなか産道を降りてこず、産科医の先生が早めに会陰切開をして、全体重を込めてお腹を押し、助産師さんが下で引っ張るという感じでした。

酸欠気味だったのか胎便まみれで産まれ、泣きもしなかったのでダメかと思いましたが、吸引されいろいろ処置をしていただいたあと、泣いてくれて一安心。

そばで見ていた夫は、私も子どももダメなんじゃないかと一人涙ぐんでいたようです。

 

今から思うと、いくら寝不足だったとはいえ、いつ破水したのかもわからないくらい何故ぐっすりと寝てられたのかが謎です。

著者:ももちー

元保育士で現在一歳5ヶ月になる女の子がいます。

高齢出産で卵巣嚢腫もちということもあり、妊娠から出産まで波瀾万丈でしたが、いまはすくすくと育ってくれてることに感謝しています。自分の体験が少しでも他の方の励みになればいいなぁと思い、体験を書かせていただきました。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。