赤すぐみんなの体験記


汗だくで体操、お腹に話しかけ…直らない逆子に焦る私。目を覚ましてくれた夫の言葉

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悪阻の辛さも落ち着き、あとは出産!と思ってた33週の頃。いつものように産婦人科へ行ったら、

「あらー!逆子になってるねー!」

と言われました。

 

あまりピンとこなかったのと、

「まだスペースあるし戻る可能性あるから!」

という先生の言葉で全く気にせずに過ごしていましたが、次の検診でも逆子

「次も逆子だったら予定帝王切開かな~。その時は入院手続きしてね!」

と言われ、そこでようやくプチパニック。

普通に自然分娩で産むものだと思っていたので、帝王切開という言葉に急に不安と焦りが…。

病院の帰りも家に着いてからもネットでひたすら「逆子の直し方」を検索して、一日中汗だくになりながら逆子体操をしたり、頭は下ですよーとお腹に話しかけたり…。

その日からとにかくネットに書いてあることを片っ端から実践していました。

 

 

私の場合、下の方を蹴られている感覚と、上に頭らしき丸い膨らみがあったので逆子だということが自分でもハッキリとわかりました。

まだ直らない…まだ直らない…と次の検診まで毎日焦っていました。

汗だくで体操している私を見かねて、

「そんなに無理しなくても良いんじゃない?無理する方がお腹に悪いんじゃない?」

と主人は優しく言ってくれましたが、それが余計に私をイライラさせ、主人には相当強く当たっていました。

(無理する方がお腹に悪そうだとは自分でも思うけど、直したいんだから仕方ないじゃん…産むのは私なのに何なの?)

夏場ということもあり暑さでのイライラ、直らないイライラ、そんな自分へのイライラ…とにかくあの頃はイライラカリカリしながら汗だくで体操を続けていました。

 

周りに相談しても、逆子は自然に直るわよ!なんて軽く言われてしまい、焦りを分かってもらえず余計イライラしてしまったり、人事だと思って…と歪んだ受け止め方になってしまって。多分一生分のイライラを使ったと思います。

 

ネットではほとんど自然に直ると書いてあるのに、頑張っても直らない…。

なんでこの子は直ってくれないんだろう…と思ううちに、

「何で直らないの?ママのお願い聞いてよ!ママ困らせて嬉しいの?」

とお腹の子に当たることも増え、楽しかったはずのマタニティライフが全く楽しめなくなりました…。

そんな自分が心底嫌になり、子供のように泣き出すことも多く、端から見たら情緒不安定だったと思います。

主人も私のイライラを嫌がり、八つ当たりするなと喧嘩になったり…最悪な妊娠後期を送っていました。

今思えば、なんでそんなに嫌だったのか不思議ですが、自然分娩が当たり前と思っていた事、初産だし主人に立ち会ってもらたい、出産の痛みを経験したい…などなど、色んな考えがあったからだと思います。

 

お腹を切るなんて怖い、嫌だっていうのも正直ありました。

逆子の直し方を調べている時、同じ様に帝王切開を嫌がったり怖がったりしてる人も多かったこともあると思います。

悪阻で吐きまくって苦しんでいたかと思えば、更に逆子で帝王切開なんて、私ばっかり何でだろう…。だんだんと考え方も暗くなりました。

 

そんな私の考えを変えてくれたのが主人が言ってくれた、

「どう産むかよりどう育てるかの方が大切なんじゃない?母子ともに健康であることが俺の一番の願いだよ」

という言葉と、

「帝王切開も立派なお産」

というネットで見た言葉でした。

 

私は一人で頑張ってると思っていましたが、妊娠してからずーっと主人に支えて貰って二人で頑張っていたことを忘れていました。

私と同じくらい赤ちゃんを楽しみにしてる主人。

「二人が健康でいてくれることが一番」

その言葉ではっとしました。

 

そして、逆子の直し方しか調べてきませんでしたが、帝王切開について調べ経験談をたくさん読んだ時、私の考えは帝王切開で産んだ方にとても失礼だなぁと反省しました。

そして、帝王切開を嫌がっていたことが情けなく恥ずかしくなりました。

同じ思いをしてる人は自分への励みになり、前向きに帝王切開を受け止めてる人には尊敬しました。

 

自分だけだと思ってたけど帝王切開の人もこんなにいるんだとわかり、私だけじゃないという事が不安や焦りなどの感情を消してくれました。

あれだけ不安や焦りでストレスを与えてしまっていた我が子に申し訳なかったです。

 

お腹の子が無事に出てきてくれることが一番という当たり前のことを、今更になって気づかされました。

今までは嫌に感じていた上の方にある頭も、そはこからはとても愛おしくて、毎日撫でながら早く会いたいねーと話しかけるようになりました。

 

どう産むかということしか考えてなかったあの時。

もっと沢山ある大切なことを忘れていた私は、あの不安に駆られていた時間が本当に勿体なかったと思ってます。

気づけなければ最悪なマタニティライフを出産当日まで続けていたと思います。

 

帝王切開に不安を感じている方は沢山いると思いますが、不安と焦りで過ごすマタニティライフは全く良いことがありません。

綺麗事ではなく本当に体験して思ったことです。

逆子も今では良い思い出です!

今は、『うちの子頑固なんだか、逆子直らなかったから帝王切開だったんだ~』って笑って周りに話してます。

帝王切開も立派なお産!!産まれてくる我が子への愛情や感動は自然分娩と変わりません!前向きに乗り切ってほしいです。

著者:きゅー

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。