赤すぐみんなの体験記


陣痛が辛すぎて泣き叫ぶ! 長き戦いを乗り切る必需品は、テニスボールより◯◯でした

f:id:akasugu:20160829164102p:plain

両卵巣にチョコレート嚢胞が見つかり、卵管造影検査を受けて、それが効果があったのかやっと授かれたわが子。

寝たきりになってしまうほどつわりも重かったけどなんとか乗り越え、穏やかな安定期を過ごし、迎えた正産期。

 

検診で毎回「降りてきてない」と言われ続け、生まれる気配もなく迎えた39週6日…。

予定日前日から本陣痛なんじゃないかと疑う前駆陣痛に苦しめられていた私。

2度病院へ行くも、見事に帰される。

2回目は波とともにしゃがみこんだり旦那に抱きついたり電柱に寄りかかったり…。傍から見たらとにかく変人の行動をしつつ夜中の街を夫と帰った。

今思えば、それでも歩いて帰れたあたり序の口だったのだけど。

 

その夜。痛すぎて寝ようにも寝れない…。

しかし、もう帰されたくない。

…でも、痛い。

結局夜は一睡もできず、朝を迎える頃には自分で陣痛カウンターも押せないくらいの痛みになっていました。

波が来そうになると旦那に伝えて押してもらう始末。

間隔がバラバラ…だけど二度も帰されると、自分の感覚を信じれなくなってきて、いつ行けばいいのか判断がつかなくなっていました。

 

でも昼頃にはいきみ感も出てきて、流石にこりゃまずいかもと病院へ連絡し向かうことに。

子宮口4cmになっており、やっと入院…。

先が見えた気がしてうるっときてたのだけど、ここからが闘いでした。

 

子宮口8~9cmまでは順調に開いていったのに、そこから停滞。

破水しないし、ずっと呼吸で逃してた痛みもいきみも限界になってきて、何回かいきませてもらったけれど、無理。

あまりに苦しくて痛くて、この時、既に叫びモード。半泣き…。

先生が来て人工的に破膜。プチップチッて音がした。なにげにちょっと痛い。

これで進むかと思いきや大違い。赤ちゃんが少ししか降りてこない。

子宮口は全開大してるからいきませてもらうけれど、ほとんど変わらず。

左のお尻が痛くて逆側に向けず、右を向いたまんま耐えるしかない。

だんだん眠気が出てきて、陣痛の合間は寝たり起きたりを繰り返す。

そこでNSTを見てた旦那が一言。

「間隔が開いてきてる…」

すると先生がまた登場して、赤ちゃんは元気だけどお母さんが疲れてきてるからって促進剤を使うことに。

 

薬を点滴で入れた瞬間、間隔がいきなり1~2分になって転げ回りたいくらいの痛み…。

それだけ痛いのに痛み持続は長いし、感覚は短いし。何より辛いのはいきみ感。

それこそ噂のとおりでう〇ちをしたい感じ。

それも今まで経験したことのない便意で、それを我慢しないとならない拷問のような状態。

それに加えお尻が痛い。

私の場合テニスボールや拳で肛門を圧迫してもらってもダメで、むしろ吐き気を催しゲーゲーしてしまう。

だからといってさするのも邪魔で、頼れるのは分娩台のレバー。

あとは上半身を起こして、ひたすら旦那に抱きついてという状態。

 

「痛い痛い。もう無理!」

「う〇ちしたい。したいしたいしたいー」

「う〇ちでるでるでる」

「ごめんなさい、ごめんなさい。許して。もうしませんからー!」

なんて叫んでる始末。

その合間におしっこしたいと導尿してもらうけど、その間にも便意が来て

「う〇ちでる。したい」

って言ってました。

 

子宮口が全開ではあったので、助産師さんからどうしても我慢出来ない時はいきんでてもいいと言われてたけど、実際はほぼずっといきんでました…。

促進剤を入れ始めて2時間以上経っても出てくる気配のないわが子。

予定日が終わろうとしてる23:30頃、先生が登場し

「もう出す」

と。

内心ホッとしつつ、(なんでもっと早く来てくれなかったのー…)なんて考えてました。

足を広げて分娩体勢を取るも太ももがガタガタになっちゃってて、いきむのも大変だったけど、言われるままやってみる。

だけどレバーの引き方が逆で先生に怒られ、いきむ時声を漏らして怒られ、怒られながらのラストスパート。

ふと気づいたら先生の手が中に入ってて、赤ちゃん回されてる?引っ張られてる?

いきんで、息吸って、すぐいきんでを繰り返し、最後は助産師さんが赤ちゃんの頭を掴んで、先生が私のお腹を何度か押して…。

ドゥルルン

という感じがうっすらしたと思ったら、元気な元気な産声。

 

わが子が少し離れた目の前にいました。

その瞬間、痛みの波はなくなり、ふうーっと力が抜けました。

赤ちゃんが生まれた瞬間、もっと感動するつもりでいたのに、陣痛が辛すぎて放心状態になっちゃって、現実味を感じれなかった…。

「終わった」

これが正直な感想。

とにかく闘いだった26時間。

前駆を入れたらもっと長き闘いでした。

 

私もすごく大変だったけど、もっと大変だったのは夫。

私はウトウトしたりしてたけど、夫はほんとに一睡もせず前駆開始からずっと隣にいて支えてくれて、一緒に戦ってくれていました。

分娩の必需品は?と聞かれたら、物ではないけど迷わず夫!と私は答えるでしょう。

これが私の出産体験です。

著者:さやか

27歳で結婚し29歳で出産。

女の子のママ。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。