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赤すぐみんなの体験記


体を起こすだけで「赤ちゃんが下がる」と怒られる! 双角子宮と切迫早産で絶対安静に

初めての出産を控えて、順調に育っているお腹の赤ちゃんを旦那と共に心待ちにしていました。

 

お腹も大きくなってきて、お風呂でも湯船の淵に座って休みながら身体を洗っていたのですが、ある日いつも通り洗ってゆっくりと立ち上がると、お風呂の淵に血が…。驚きましたが、落ち着いてお風呂をすぐ出て、旦那に報告。病院に電話をして指示を仰ぎました。

 

週数や出血の状況を伝えると、電話の先の看護師さんの声色が少しピリッとしたように感じて、すごく怖くなったのを覚えています。

すぐに病院に向かい、先生に診察してもらいましたが、心配はないとのこと。しかし看護師さんが、"明後日から連休に入るから、一応明日診てもらいに来た方がいいです!必ず来てくださいね!"と親身に言ってくださったので、次の日も受診しました。

 

前の日に診てもらっていたので、まあ大丈夫だろうくらいの気持ちでした。しかし、内診を進めるうちに激痛がはしり、先生の様子もみるみる変わっていって…。

痛すぎて恥ずかしげもなく泣きながら痛い痛い!と叫んでしまいました。あれはつらかった…。

突然の痛みに混乱している中で突然、私には子宮と膣が2つある、という衝撃的な事実を聞かされました。激痛は今まで気付かれなかった小さな膣をこじ開けていたためでした。

ひとつの子宮は大きさも充分あり、普通の人と変わりなく産めるそうなのですが、もうひとつは通常の4割程の大きさしかなく、よりにもよって赤ちゃんはそちらの子宮に出来ていると…。プラス前日の出血は切迫早産によるものなので、即入院してください、と言われました。

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その時は、色んなことが同時に頭に入ってきて、完全にキャパオーバー状態でした。

双角子宮のことをネットで調べると、悪いことばかりが目について、不安で押しつぶされそうになりました…。それまで何の問題もなく、順調だと思っていただけになおさらです。

2週間程入院しましたが、前半はほとんど泣いて暮らしてました。

 

まあでも、泣いててもどうにもならないし、お腹の赤ちゃんにも良くないよな…と考え直し、母や夫の支えもあってどうにか立ち直りました。

ネットを鵜呑みにせず、先生に聞きたいことは全部聞きました。

双角子宮のリスクは少なくなかったですが、私の場合、切迫早産の方が深刻で、本来子宮口を締める手術が出来るはずが、赤ちゃんが出来ているもうひとつの膣が小さすぎて、その手術すら出来ないということ。

とにかく絶対安静、少なくとも28週を過ぎるまでは安心できない状況でした。

 

入院中に動けるのはトイレや食事の時だけ。それ以外はずーーーっと横になってました。身体を起こしてても怒られるんです、赤ちゃんが下がるとかで。

じっとしてると、嫌でも良くないことを考えてしまうんですよね…。なんでこんなに良くないことが重なるんだろう、赤ちゃんはちゃんと育ってくれるんだろうか…そればかり頭の中をぐるぐるしてました。辛かった…。

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出産までずっと入院も覚悟しましたが、2週間で退院。家での安静生活になりました。

病院よりは気持ちが楽になりました。何かあった時は入院してた方が安心なんですが、やっぱり家の方が落ち着くんですよね。

 

その後も出産間近に貧血で毎日注射しに行くはめになったり、問題は絶えず起きました。膣が小さいから出産の時に麻酔なしで切ると言われた時はびびったなあ…笑(会陰切開とは違くて)

色々あり過ぎて、問題に対する耐性は出来たというか、何か起きてもそこまで動じなくなったというか…笑

 

何よりも、赤ちゃんがちゃんと育つか心配しましたが、最終的には3000グラム越えの元気な子が生まれました。帝王切開じゃなく、下から。

膣壁裂けちゃったみたいだけど、陣痛と出産の痛みでそんなの気付きませんでした。

 

ちゃんと産まれた今だから言えるけど、なんとかなるものです、苦しいのはその時だけです。

すごく辛くて痛い思いもたくさんしたけど、産んだあとは、そんなの全部忘れて、また2人目もって思えますよ!

次に妊娠できたら、マタニティライフをもっと笑顔で過ごしたいなと思います。なにか問題が起きても、泣いてばかりじゃもったいないですから!

著者:むろ

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。