赤すぐみんなの体験記


「大人になってから甘えるための練習だよ」長男の言葉で気づかされたこと by イシゲスズコ

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こんにちは、イシゲスズコです。

今日は我が家の4人兄弟のお兄ちゃん、長男のこと。

「お兄ちゃんがおんぶしてあげようか?」

今から2年前、当時4年生だった長男と3歳だった末っ子三男と私の3人で買い物に行ったときのこと。

夕方で疲れて少し眠かったらしい三男が買い物の途中でぐずぐず。

お店を出たところで限界がきたのか座り込み、私に抱っこをせがみました。「車まであとちょっとだから甘えないでがんばって」と歩くよう促しましたが、横にいた長男は「お兄ちゃんがおんぶしてあげようか?」と三男に声をかけたのです。

「おんぶしてって言ってごらん」と言う長男に答えて、三男がこくんと頷くと、さっと背中を向けた長男。三男は笑顔で長男の背中に手を伸ばしました。

 

「甘える練習をさせてるんだよ」

三男をおんぶして歩く長男に「君が一番三男くんに甘いよねえ」と呟くと彼はニヤッと笑ってこういいました。

「甘える練習をさせてるんだよ。大人になってからも誰かに甘えることあるでしょ、そのときにちゃんと甘えられるように」

その言葉を聴いたときになぜかどすっと胸に突き刺さるというか、とても大事なことを言われたような気がしました。

 

甘えたかった、長男の気持ち

私に甘えたい三男の気持ちが、長男にはわかるのかもしれません。

当時の三男と同じ3歳の頃に、すでに2歳と0歳の二人の兄になってしまっていた彼が、これまで甘えたいときにどれだけの我慢をしてきたのかと胸が痛みました。

そして同時に、その彼が三男の甘えを受け入れていること。

「これは大事なことなんだよ」という私へのメッセージのような気がしました。

 

つい「厳しくしない」と、と思ってしまうけど

お兄ちゃんにより、親以上に甘やかされているかもしれない三男。

上の子たちに対して、歩けるようになったんだから歩かせないと、抱っこしてやる癖がつくといつでもせがむようになるから甘やかさず厳しくしないと、とどこかで思っていたような気がします。

でも、改めて観察してみるとそうやって甘やかされているように見える三男はいつでも誰にでも抱っこをせがむわけではないし、毎日元気に歩いて登園し、買い物の間もしっかり歩き、外で元気に走り回ってる。

そして、本当に疲れたとき、悲しいことがあって甘えたいときに、甘えたい人に抱っこをせがみに来て、ちゃんと「抱っこして」と頼んでいたんです。

 

上手に甘えたり甘えられたり

ちゃんと「だっこして」ってお願いして、「ありがとう」ってお礼を伝えていくこと、日々誰かに甘えたり助けられたりしながら生活する上で、他の人に上手に甘える、頼ることって、実は大事なスキルなんだと今回の件で気づかされました。

頼りたいときに人を上手に頼れる子になるためには、家族にしっかり甘えた経験が必要なのかもしれません。さじ加減はとても難しいけど、厳しくするばかりが躾ではないのだよなぁと改めて感じさせられるできごとでした。

 

>>>次回のエピソード:自分都合で動ける夫とそれができない私。育児ストレスの元凶はこれだ! byイシゲスズコ

 

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著者:イシゲスズコ
年齢:38歳
子どもの年齢:小6・小5・小3・5歳

九州の片田舎在住、ぼちぼち働く4児の母ブロガー。生活のなかで出会ういろんなことをあれこれ考え込んだブログ「スズコ、考える。」を運営。Twitterの男児育児あるあるをまとめた共著「#アホ男子母死亡かるた」(アスペクト)がある。

ブログ:「スズコ、考える。」

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