ゼクシィBaby みんなの体験記


VBACK からの息子緊急手術

今回二人目の妊娠。

一人目のときは逆子が治らず計画帝王切開になりました。

どうしても立ち会いで、普通分娩で産みたかった私としては最後まで納得できず、泣く泣く迎えた出産。

そしてやはりずっと『産んだ』とは言えなかった。

帝王切開も立派なお産と言われるのもわかるし、わざわざ健康な体にメスを入れるのもすごいことだとわかっているけど…。

 

もやもやを抱えたまま二人目妊娠。

どうしても普通分娩をしたくて、vback(帝王切開後に普通分娩で産む)をしてくれる病院を探しました。

子宮破裂など、死亡リスクがあるため、しているところはなかなかなくて家から1時間近くかかる病院が一つだけ。

 

普通分娩をするためにも様々な条件がありました。

一人目の時もそうだったけど、切迫早産の恐れもあったためひたすら安静。

貧血やら低血圧やらもあって旦那がちゃんと毎回同伴してくれました。

 

予定日を過ぎると強制的に帝王切開になるので、臨月になると必死に動きまわり、毎夜毎夜陣痛がちゃんとくるか不安にさいなまれました。

頑張った甲斐もあってか予定の10日前に陣痛が!!

よかったぁとも思ってたら、まさかの5時間というなかなかの安産で拍子抜け。

でも、痛いよりもなによりもやっぱり充実感が一番でした。

意見も様々かと思うけど、普通分娩だと実感が全然違った。

やっと『産んだ』と言える。

呪縛から放たれた気がしました。

 

旦那はどうしても普通分娩で産む!という私の意思を尊重してくれたけど、すごく不安だったみたいで

『子供が生まれたこともやけどやっぱりお前がちゃんと無事だったことがよかった、心配だった』

と、立ち会い出産で泣いてくれてました。

本当にこの旦那さんでよかったなと、そして本当に産めてよかった。

 

ところが、生後一日で便が出ず、おっぱいも飲まない息子…。

急きょNICUのある病院へ搬送、先天性の腸閉鎖でした。

もう不安で不安でたまりませんでした。

念願叶って産んだ子がなんで?周りのお母さんは赤ちゃんの世話ができるのになんで?

隣の部屋から聞こえる泣き声、新生児室にいる子供たち…私の子はここにはいない…。

飲んでくれる子もいないのに、ひたすら搾乳をする日々。

つらくてつらくて毎日泣きはらしました。

 

結局息子は手術することになり、でもなんとか人工肛門とかにはならず、塞がってたところを切り繋ぎ…でも色々な管が入った小さな息子を見るのは本当につらくて、会いにいくたび泣けてしまいました。

ちゃんとお腹で育ててあげられなくてごめんね、なにがいけなかったのかな?とか、沢山自分を責めてどうしようもなかった。

自分自身もまだ入院中でしたが毎日のように病院へ通い、退院してからも少しでもと思ってひたすら母乳を持っていきました。まだまだよくなってないから飲めないんですけどね。

でも経過を見て飲めるようになってからはすごくよくなってきました。

食いしん坊すぎて日に日に先生が許可する量では足りなくなり、初めての直母で飲んだ量は看護師さんも笑っちゃうくらい大量で、本人も噴水の様に吐くほどでした。

一ヶ月近い入院ではありましたが、なんとか退院。

 

そんな息子ももうすぐ3ヶ月。

がりがりだった体も骨は見えなくなり、見事な二重顎になりました。

 

沢山の涙と幸せと色々なことが詰まった妊娠、出産でした。

そしてなにより支えてくれた旦那さんに感謝ですね。

著者:あーくんまま

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