ゼクシィBaby みんなの体験記


「弟に聞かせたいから」 長男がピアノの発表会に選んだのは、三男のお気に入りの曲

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三兄弟の末っ子となる三男は、生まれて2ヶ月の頃、夕方の忙しい時間になると決まって黄昏泣き。

しかし私は夕飯を作ったりお風呂の準備をしたりとなかなかかまってやれず、バタバタとせわしない毎日をすごしていました。

 

そんなとき小2と年長の二人の兄達が、自分たちできるあやしかたとして、森のくまさんを輪唱で歌って三男を泣きやませようと努力してくれていました。

 

三男の生後4ヶ月のある日。

長男の習うピアノ教室で、発表会に向けてひとり一曲ずつ選んだところ、長男はなぜかあとから2曲目をエントリーしたと先生から聞かされました。

どうやら先生が選んでくれた大人っぽい曲だけでなく、長男自ら『森のくまさん』を弾きたいと言い出し、急遽追加で仕上げたとのこと。

そして選んだ理由は『うちの弟に聞かせてあげたいから』。

普段めんどくさそうに赤ちゃんをあやしているように見えた長男の、この優しさに涙がこらえきれませんでした。

 

きっと将来こどもたちが巣立って自分が老いてしまっても、私は『森のくまさん』をどこかで耳にする度に、このドタバタとした育児の、愛しい日々を思い出し胸が熱くなることでしょう。

著者:まりっちょ

8歳、6歳、0歳の男児三人の母です。病気と流産を乗り越えアラフォーで授かった久しぶりの赤ちゃんに癒されたり疲れたり、みんなで賑やかに毎日精一杯生きています。

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