ゼクシィBaby みんなの体験記


もしかして川崎病?何度病院に行っても病名が確定せず、泣きながら訴えたあの日

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息子が1才10ヵ月の時のことです。


夕方、息子の手のひらが真っ赤になっていることに気付きました。
「何かしたかな?」「今日支援センターで遊んだ時にロープをつかんでいたから擦れたのかも?」そんな事を思い返しながら、とりあえず様子をみることに。


すると翌日に発熱。
病院へ行くと、医師から「熱以外に気になる症状はあるか?」と聞かれました。
気になっていた真っ赤になった手のひらの件を伝えたところ…。
「熱と手のひらの症状から一つ、”川崎病”が考えられます。川崎病だった場合は大きな病院に入院となるので、下のお子さん(この時生後5ヶ月の次男がいました)の預け先も含めて考えておいてください」と説明されました。


何となく聞いたことのある”川崎病
そして、”入院”という言葉に一気に込み上げてくる不安。
川崎病は症状がいくつか出揃わないと診断できないとのことですが、この日、確認できたのは、2つの症状だけ。


そこでまた翌日も受診しましたが、手のひらの赤みと熱、少し目が赤く充血しているかな…という具合で、まだ川崎病とは確定できませんでした。

そしてまた次の日、発熱から3日目の日曜日でした。
お昼頃から足が痛いと言って歩けなくなり、ぐったりしている息子。
かかりつけ医からは、月曜にまた受診するよう言われていましたが、心配で休日診療所へ。
「息子に何かあったらどうしよう、万が一手遅れになったらどうしよう」、と不安は募るばかり。

症状の確認と血液検査もしてもらいましたが、そこでも「まだ川崎病と診断するのは難しいから、月曜日にかかりつけの小児科へ行ってください」とのこと。

もう3度も受診していて、歩けなくなってきているのに…?

私はとにかく早く治療を始めて欲しくて「足が痛いと言って歩けなくなっているんです!普通じゃないんです!」と泣きながら訴えました。

医師はもう一度息子の足の状態を診て、「川崎病を診られる病院へ紹介状を書きますね」と言ってくださいました。


その足で国立病院へ行き、そのまま入院。
翌日には、やはり川崎病と診断され、治療開始。
担当の医師が、これまでの息子の症状をゆっくり聞いてくれ、川崎病の説明、治療の説明を丁寧にしてくださったおかげで、私の不安もだいぶ和らぎました。
でもぐったりしている息子、検査の度に大泣きする息子、小さな手に点滴が繋がれている息子。
そんな息子の姿を見るたびに、可哀想で可哀想で、何度泣いたかわかりません。

それでも、治療のおかげで息子はどんどん快復。
点滴も外される頃には、「何で入院しているの?」と聞かれそうなほど元気いっぱい!浮腫みが原因だった足の痛みもすっかりなくなり、嬉しそうに歩いていました。
幸い後遺症もなく、無事に三週間の入院生活を終えることができたのです。

 

突然の大きな病気にかなり取り乱してしまいましたが、私の大きな動揺と不安は、1才の息子に少なからず伝わっていたはずです。
そんな息子も今は5才になり、川崎病になったことなど忘れてしまうくらい腕白盛り。
毎日楽しそうに幼稚園に通っています。


今後も定期的な検査は続きますが、あの一件があって以来、目の前で元気に過ごしてくれている事がとても嬉しく、幸せな気持ちでいっぱいです。


現在三人の母となった私ですが、今でも子どもが熱を出したり怪我をすると、動揺し不安で胸が締め付けられるほど。落ち着いて行動するべき、と反省したはずなのに、わが子の事となるとやはり難しいものですね。

でも、この時ばかりは親の勘を信じて医者に強く訴えて本当によかったと思います。

著者:小林 美穂
年齢:34歳
子どもの年齢:5歳、3歳

 

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