赤すぐみんなの体験記


30分かけて絞っても2~3滴。NICUにいる息子に届けるため、母乳を手しぼりした日々

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逆子のため37週に帝王切開で生まれた息子は、外に出てくるのが少し早かったため、別病院のNICUに入りました。
息子へ母乳を届けるために、母乳パックに母乳をしぼって持っていくことに。

方法を教わりつつ、助産師さんが手でしぼってくれました。
1滴1滴を哺乳瓶に入れる地道な作業でした。
やっと集まった母乳は10ml程度・・・。
「40ml入る母乳パックなのに、少ないなぁ。」
と自分の母乳量に悲しくなりました。

定期的に刺激を与えることで、母乳が作られる量が増えてくると聞き、自分でもがんばってみることに。
しかし、助産師さんのようにはうまくいかず、1滴出てきても瓶に入れようとするとどこかへ流れてしまい、消えてしまいます。

30分経っても2~3滴しか集まらず、手しぼりの下手さにがく然としました。
赤ちゃんがいてくれたら、吸ってもらえたのに・・・。」
息子がそばにいない寂しさも加わって、さらに悲しくなります。

 

そんな時に母が、手動の搾乳機を買ってきてくれました。
搾乳機を使うと自分でも15mlしぼることができました。
これで、赤ちゃん母乳を届けられる!と希望がわいてきます。

しかし、助産師さんはあまりいい顔をしてくれません。
搾乳機を使うと乳腺を痛める可能性があるし、しぼりすぎるとおっぱいが張って乳腺炎になるかもしれないからでした。
しぶしぶ手しぼりで地道に努力していましたが、私はいっこうに上達しません。

 

しばらくすると、私の手際の悪さを見かねた助産師さんが、搾乳機の使用を許可してくれるようになりました。
手しぼりの時は、どうしても助産師さんの助けが必要でした。それが、搾乳機を使うようになってからは、1人で搾乳できるように。

 

スケジュールも朝・昼・晩の搾乳から、母乳の分泌を増やすため、3~4時間ごとの搾乳へ変更。
夜中に起きるとなるとぐっすり眠ることができず、母乳をあげることの大変さが身に染みてわかりました。
時々寝過ごすこともありましたが、母乳を増やすため!とがんばって搾乳しました。
その甲斐もあり、私が退院する頃には60ml近く搾乳できるまでになっていました。

 

思い返すと息子のいる別の病院に母乳を持っていくのは本当に大変な作業でした。
でも、その母乳を残さず飲んでくれていると看護師さんに聞いて、本当にうれしかったです。
そしてNICUで懸命に生きている息子に会うと力がわき、辛い搾乳もがんばれたのでした。

著者:ぴよモン
年齢:30代
子どもの年齢:1歳7か月

1歳男の子のママです。元気いっぱい!愛嬌たっぷりのわが子がかわいくてたまりません。自己主張が激しくなってきました。

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