赤すぐみんなの体験記


いつも冷静沈着な夫が大慌て&感動でウルウル! 〜真夜中の完全破水から立ち会い出産まで〜

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出産予定日を1週間過ぎたある日の深夜1時、突然お腹の中で「ボンッ」という破裂音が! 

これはまさか…と思いつつ、布団から這い出た途端、下半身から生暖かい液体が勢いよく流れ落ちました。

いわゆる「完全破水」で、羊水が滝のように流れてその場を動くことも出来ず、お腹がみるみる小さくなっていく気がしたのを覚えています。

 

隣で寝ている夫に「破水した!」と告げると、大慌てで飛び起き、その拍子に枕元に置いていた眼鏡を踏んでヒビを入れていました。

知り合って10年以上、いつも冷静沈着な夫が慌てているところを見たのは後にも先にもこの時だけです。

その後、事前に登録しておいたマタニティ・タクシーに電話をして病院へ。

すごく時間がかかった気がしましたが、病室の時計を見ると深夜2時前でした。

(因みにタクシーは10分ほどで来てくれたし、運転手さんはとても良い人でした。マタニティ・タクシーは登録しておくと安心ですよ!)

 

不安な我々をよそに、産院の対応はのんびりとしたもの。

助産師さんの簡単な診察があり、胎児の心拍数と陣痛を観察する機械を装着され、感染症を防ぐ薬を飲んだら後はもうやることがありません。

「24時間以内には陣痛がくるはずです」と言われ、そんなにかかるの!?と思いました。

そして「出産はまだまだ先だから、旦那さんは一旦帰った方がいい」と強く勧められ、夫は帰宅。

 

実は私、これまで大きな病気をしたことがなく、入院も初めてでした。

病室で1人ぼっち、病院指定の手術着のようなものを着て、消毒薬の匂いのするベッドに横になっていると、気持ちがションボリしてどうにも寝つけませんでした。

ようやくウトウトしかけた朝5時ごろ、お腹になんとな〜く痛みが…。

陣痛かな?違うのかな??と思っているうちに痛みがどんどん強くなり、慌てて助産師さんを呼ぶも「まだまだですよ〜」と言われるばかり。

あまりに不安で恐ろしく、まだまだでも何でもいいや!と思って夫に電話をしました。

朝6時、夫が病院に到着。

この頃には大きく息をしないと痛みを耐えきれなくなっていたのですが、夫の顔を見た瞬間、「良かった!もう大丈夫だ!!」と思ったのを覚えています。

 

その後のことは、とにかく痛い!息も出来ないほど痛い!というだけで記憶が曖昧なのですが、病室で夫と2人、ずっと手を握ってもらっていました。

手を握り合っていると安心する…なんて生易しいものではなく、命綱のようにしがみついていないと痛みを耐えられない、という感じです。

(そう言えば陣痛中、助産師さんがちっとも病室に来なかったのですが、これは持ち前の冷静さを取り戻した夫が、あまりの落ち着きっぷりに医療関係者と間違われたのが原因のようです)

 

午前11時半ごろ、診察にきてくれた助産師さんが「じゃあ分娩室に行ってみますかね?」と、なんともお気楽な感じで宣言。

立ち会い出産は、まぁタイミングが合えばね…」と曖昧にしていた私たちですが、そのままの流れで夫も一緒に分娩室に行きました。

後に産院の先生から”これ以上にない安産”と褒められた私のお産は大きな波乱もなく、2、3度いきむだけで終わりましたが、それでも子どもが出てきた瞬間は放心状態。

感動するというより、ただただホッとしました。

感動していたのは私より夫で“感動でウルウルする夫”というのを見たのも、後にも先にもこの時だけです。

 

正直、陣痛も出産も夫に見られるのはちょっとなぁ〜、と考えていた私。

でも実際は、いてもらわないと不安で耐えきれなかったと思います。

そしてもう1つ良かったのは、色々な思い出を共有できたこと。

子どもが生まれて1年半が経った今でも「あの時はこうだったねぇ〜」と、事あるごとに話しています。

きっと死ぬまで同じ話を繰り返すんだろうな、繰り返せたら素敵だな、と思う今日このごろです。

 

最後に「立ち会い出産は生々しいシーンも見られてしまうのか?」とお悩みの方!私もそうでした。

産院にもよるようですが、否定はできません。

夫が立つのは妻の頭側だし、お腹のあたりにカーテンのような“仕切り”をして、子どもが出てくるところが直接見えないようにしてくれていましたが、ちょっと夫の立ち位置がズレると全部見えます(我が夫はわざわざ身を乗り出して写真を撮っていたようで、かなりグロテスクな写真が残っています)。

ただ夫側の話を聞くと、妻側が気にするよりずっと、そういうものは気にならなかったとのこと。

まぁこれに関しては、かなり個人差があると思いますが…。

以上、立ち会い出産をお考えの方の参考になれば幸いです!

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著者:shimashima

年齢:33歳
子どもの年齢:1歳5か月

1歳5か月の男の子の母。この春から息子を保育園に預け、エディター/ライター業に復帰しました。毎日逞しく成長する息子の姿に、自分もまだまだ成長せねば!と励まされる日々です。

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