ゼクシィBaby みんなの体験記


「きょうから1週間」…タイミング療法は”苦役”の始まり

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不妊治療をしないでも自然と妊娠できたのは、妻が31歳の頃、1回きりでした。

その時は、妊娠2か月たたずに流れてしまいました。

それ以降、まったく妊娠の兆候はなく、不妊治療にも取り組んでいる産院の門をたたくことになりました。

その中で、最初に提示されたのがタイミング療法という、ごく初期の不妊治療でした。

年齢的にも、妻は32歳で私は26歳と比較的若かったのもあるかもしれません。

簡単に説明すると、妻が病院に通い、卵子が大きくなる様子を見てもらい、卵子が成熟して排卵される日を予測してもらい「じゃあ、今日と明日、がんばってください」と医師に告げられるわけです。

どんなことがあろうと、指定された日に、精子を卵子にお届けしないといけないわけです。

疲れていようが、眠かろうが忙しかろうが、です。

当時の妻も私も、仕事がとても忙しく、ボロボロの状態で、指定された2日間のうち1日だけ、どうにか生殖行為に及んだのですが、それも妻が「寝てるから勝手にやって」というような状態です。

結局、そのときは妊娠しませんでした。

病院に何回も通って卵子をチェックしてもらうのは、働いてる者にとって楽ではありません。

ネットで排卵検査キットを買い、自分たちでやれば負担が減るのではないか、と考え独自にタイミング療法に取り組むことになりました。

 

しかし、これが地獄の始まりでした。

検査キットは、尿検査タイプでした。

排卵日が近ければ近いほど、尿をかけたところに、濃く模様が出るというような。

ただ、独自なわけで「今日と明日」という限定して特定する自信がないわけです。

いかに検査キットが示そうとも。

必然的に「がんばる日」の範囲が広くなり、「とりあえず、きょうから1週間はがんばろう」となるわけです。

ただ、男というものは、勃てろと言われてすぐ勃つわけでもないし、出せ、と言われてすぐ出るわけでもないのです。

プレッシャーがかかると、勃起する気すらままならなくなります。

もう、セックスとかそんなもんじゃありません。

妻が寝室で下半身だけ裸で待機、私は居間でアダルトDVDを見ながら、どうにか勃起させ、射精する寸前に妻をよび、膣内に挿入し、10秒と立たずに精子を発射する、という、もう、なんだかわからない状態を繰り返しました。

妻が来るのが間に合わず、射精しケンカになったことも一度や二度ではありません。

しまいには「きょうから1週間だから」などと妻から告げられるのが何よりの恐怖になりました。

ただ地獄の日々も半年ほどで、妻の妊娠につながり、解放されることになりました。

いま思い返してもぞっとする日々でした。

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著者:モグパパ
年齢:36歳
子どもの年齢:8歳と6歳

6歳年上の妻と、二人の女の子と、妻の母と、女系一家の中で、黒一点のパパとして、どうにか暮らしています。妻の母の小言は、妻経由で聞かされ、妻が小言を言うと、次女が繰り返します。言い返すとケンカになりますが、適当に「はいはい」と言っても食ってかかってきます。誠実な返事は、家庭円満の秘訣なのだなと、実感する日々です。

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