2017年10月30日 更新

インフルエンザワクチンって妊婦は接種すべきなの?

妊婦さんが妊娠中にインフルエンザにかかると重症化しやすいことから、かからないよう予防接種を受けることが推奨されています。その理由について詳しく解説します。

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特に後期の妊婦さんがかかってしまうと重症化の可能性が

現在、妊婦さんにはインフルエンザの流行シーズン前にワクチンの接種が推奨されるようになり、「妊娠中に予防接種ってしてもいいの?」「するべきなの?」と戸惑う人も多いでしょう。

2009年、新型インフルエンザ(H1N1)が世界的な大流行となった際に、WHO(世界保健機関)が、「妊婦は一般の人より集中治療室(ICU)を必要とする確率が10倍高い」、「特に妊娠28週以降の妊婦は注意が必要」といった声明を出し、妊娠中のインフルエンザを予防しようという動きが広まりました。そして現在では、インフルエンザの予防接種は妊婦さんに積極的に勧められており、毎年多くの妊婦さんが、産婦人科や内科などで接種しています。

インフルエンザワクチンで赤ちゃんが生まれた後も守ることが可能に

しかし、いくら推奨されていても、インフルエンザワクチンによる胎児への影響が気になる人は多いでしょう。

インフルエンザワクチンは、感染能力を失わせたウィルスを原料にした不活化ワクチンであり、理論的にもおなかの赤ちゃんに感染することはありません。また、これまで多くの妊婦さんが予防接種を行ってきましたが、ワクチンが原因で障害が起こったという報告もありません。

妊婦さん自身と、おなかの赤ちゃんの両方にメリットがあるので、インフルエンザの予防接種は受けたほうが良いと言えます。
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Babyplus編集部 Babyplus編集部