2017年10月3日 更新

妊娠中の発作は胎児に影響ある?薬は?

咳喘息は、風邪ではないのにコンコンという空咳が続くのが特徴です。たとえ妊娠中であってもきちんと診断を受けて治療しなければ悪化しておなかの赤ちゃんの発育に影響することもあり、注意が必要です。

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咳喘息の特徴を知ってきちんと診断・治療を受けることが大切

風邪は治っているのに咳だけが残っている、4~8週以上空咳が続く、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒュー)や呼吸困難はない、気管支拡張薬を吸入すると楽になる……。これらが咳喘息の特徴です。咳は痰がからまないコンコンという空咳であり、軽めのものからひどいものまでさまざまです。夜寝ているときや早朝に発作が出ることが多く、風邪、煙草の煙、気温や湿度の変化、運動などがきっかけとなるときもあります。アレルギーシーズンである春や秋に症状が出る人もいます。咳喘息を放っておくと、気管支喘息へと悪化していく可能性があります。また、咳喘息以外に咳が続く病気は風邪症候群やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)など他にもあるので、妊娠中だからと言って躊躇せず、きちんと診断を受けて治療をすることが大切です。

もともと喘息の既往がある場合は、妊娠によって症状が悪くなる人もいれば、変わらない人、反対にひどくなる人もいます。一般的には、妊娠前から症状がひどい人の場合は、悪化することが多いようです。妊娠中でも自己判断で薬をやめず、主治医に相談のうえ、薬を継続しましょう。

妊娠中は咳がひどくならないよう症状をコントロール

状況が妊娠中に改善しなければ帝王切開を行うことになります。このため、症状が悪化しないようにコントロールすることが何よりも重要になります。

喘息治療のための炎症を抑える薬や発作止めの気管支拡張薬の多くは、妊娠中でも使用できます。妊娠期間中はこれらの薬を用いながら発作をコントロールし、おなかの赤ちゃんが育っているか経過をしっかりと見ていくことになります。
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Babyplus編集部 Babyplus編集部