2017年8月10日 更新

妊娠中、ジカ熱に気を付けるべきなのはどの時期? 予防法はある?

オリンピックが行われるブラジルほか、南米を中心に流行している「ジカ熱」。 妊婦さんがジカ熱にかかると、赤ちゃんが「小頭症」という疾患をもって生まれる可能性がとても高いため、妊娠中や、妊娠を希望しているカップルは、特に、ジカ熱に気をつける必要があります。

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妊娠期間のうち、 いつ感染すると危険なの?

ブラジルで行われた調査によると、妊娠初期から後期まで、いずれの時期においても、ジカウイルス陽性の妊婦さんの胎児に、異常が見つかっています。ですので、ジカウイルスは、妊娠期間のうち一部の時期だけ気をつければよい、などというものではありません。妊娠を希望しているカップルは、妊娠前から出産まで、ジカウイルスを予防する必要があります。

妊婦さんが気を付けたい ジカ熱を予防する3つの方法

ジカウイルス感染症には、まだワクチンはありません。おなかの赤ちゃんを守るためには、以下の3つが重要です。
(1)ジカウイルスが流行している地域に行かないこと!
(2)流行地域に行ったパートナーと性行為をするときは、コンドームを使うこと!
(3)万が一、流行地域にいる場合、虫に刺されないこと!
(1)ジカウイルスが流行している地域に行かないこと!
ジカ熱は、主に、蚊に刺されて感染する病気であり、2016年8月時点で中南米やカリブ海領域で流行しています。妊婦さんや妊娠を希望している方は、流行地への渡航は控えるべきです。
(2)流行地域に行ったパートナーと性行為をするときはコンドームを使うこと!
ジカウイルスは、性行為を通じても感染します。ジカ熱の流行地域に行ったことがない人が、パートナーとの性行為で感染した事例が米国でも報告されています。ですので、流行地からパートナーが帰国した場合には、パートナーにジカウイルスにかかったという自覚がなかったとしても、妊娠期を通じて、コンドームをするか、性行為を控えることが推奨されています。
(3)万が一、流行地域にいる場合、虫に刺されないこと!
流行地域にいる場合は、予防のためには蚊に刺されないようにするしかありません。皮膚が出ないように、長袖シャツ・長ズボンを来て、裸足でサンダルをはかないようにすることが重要です。
虫よけ剤を使うのも効果的ですが、ジカウイルスの流行している地域では、虫よけを買いづらくなっていることもあるので注意してください。また、ジカウイルスにかかった自覚がなかったとしても、流行地では性行為を控えるか、コンドームを使用するようにしてください。
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Babyplus編集部 Babyplus編集部