2017年9月4日 更新

マイコプラズマ肺炎が流行中!妊婦がなったらどんな影響が?治療法は?

気温が下がってくると流行するマイコプラズマ肺炎。なかなか治らないしつこい咳と熱が特徴です。妊婦さんがかかってしまった場合の影響と治療法について詳しく解説します。

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かかってしまうと長引く咳と発熱で苦しめられることに

マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という病原体による感染症です。飛沫感染と接触感染によってうつるので、発症している人の咳のしぶきを知らずに吸い込んだり、握手をしたりして感染すると考えられています。感染してからの潜伏期間が2~3週間くらいあり、発熱と、痰のからまない咳、全身の倦怠感などの症状が出ます。咳はしつこく続き、熱が下がっても治まらず、3~4週続きます。

治療は、抗生物質の服用が一般的です。治療効果を示す薬剤は限られており、マクロライド系の抗生物質が用いられることが多いようです。マイコプラズマに感染しても、症状としては軽く済むケースが多いのですが、一部の感染者が肺炎となり、重症化します。

妊婦さんが飲める抗生物質で治療するケースが多い

マイコプラズマ肺炎は、小さい子どもよりも大人のほうが重い症状になりがちです。このため、妊婦さんが感染した場合も重症化の恐れがありますので、きちんと受診して治療を受けましょう。マイコプラズマは、主に気道(喉や気管支、細気管支、肺など空気が通る呼吸器)でのみ増殖するので、胎盤を介しておなかの赤ちゃんが感染することはありません。

抗生物質は、妊婦さんが飲めるものも多くあります。症状の重さや妊娠週数を検討して、自然治癒を待つ場合もありますが、薬の影響を受けやすい妊娠初期以外ならば速やかに投薬治療が行われるケースが多いようです。長引く咳でおなかが張ってしまったり、熱で体力が失われたりするのを避けるためです。医師はおなかの赤ちゃんに影響のない薬を選ぶので、判断にしたがって、過度に心配せずに治療に臨みましょう。
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Babyplus編集部 Babyplus編集部